体力と気力、そして学力
理事長ブログ
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体力と気力、そして学力
フリースクールにやって来る子どもたちに共通する想いは俗に言う「大化け」つまり「大変身」は遅い早いを超えて鮮やかだ。
さまざまな身体活動(卓球・バスケ・水の掛けあいで、ずぶ濡れになる等々)を通じて身体を動かすことの快感を、「体力」を会得していく日々を見ていると「子どもらしさ全開だ」と清々しい想いでイッパイになってくるのだ。
やがて自分の中に宿る「気力」は、集団の中で友だちとの戯れの中で「再発見」していく。遊びの中で「敵を知り己を知らば百戦危うからず」を知らず知らずのうちに会得していくに違いない。
気力と体力は「一卵性双生児」のようなのだと改めて子どもたちに教えてもらう日々。
当然、その気力はそれぞれの「学力」へと結んでいくのだという発見は、能動的に「学習」に対きあう姿に、一種の「神々しさ」さえ放つ——。
十人十色の子どもたちが放つ一様なものに老兵は心洗われる幸せを再確認している。
ひが のぼる