ルール破りの少年

とあるボランティアさんから見たA君の成長について。（以下、抜粋）

「5月、まず一番に思ったのが、A君のルール破りを仲間がある程度認めているのは彼のためにいいことなのだろうか？という疑問。

そのA君が、今日（2月）の卓球大会では何の問題もなく、ルールを守って、参加していた。

今なら、もし、中学校の卓球部にいて、卓球大会に出場しても何の問題もない。

それほど、社会性の成長を感じた。

負けてくやしいとか、おまけしてほしいとか、もう1回やらせてくれとかいった感情のコントロールが見事に出来ていた。」

卓球を通した社会性の成長は、不登校の子どもの課題である「体験不足」を乗り越えていくひとつの活路だなと思いました。

子ども館の活動において、もっともっと体験を積み重ねられるよう努めていきたいです。